活動状況詳細

その他

平成27年度第1回大学研究力強化ネットワーク・カンファレンスを開催(2015/5/29開催)

 平成27年5月29日、国立研究開発法人海洋研究開発機構東京事務所(東京都千代田区)で、平成27年度第1回大学研究力強化ネットワーク・カンファレンス「EurekAlert!を例とした国際科学広報の効果的なあり方について」を開催した。
 今回のカンファレンスは、沖縄科学技術大学院大学の協力を得て、大学研究力強化ネットワークと科学技術広報研究会(JACST)の共催。午前のセッション「EurekAlert!を用いた国際情報発信についての勉強会」では、アメリカ科学振興協会(AAAS)の プレスリリース配信サービスEurekAlert! 担当マネジャーであるブライアン・リン(Brian Lin)氏が、EurekAlert!などのAAASの取り組みを紹介し、国際科学広報における効果的な英文タイトル、文章構成など、具体例を示しながら、国際情報発信の重要性について講演。その後、引き続きEurekAlert!利用機関である東京大学(特任研究員 高祖歩美氏、特任研究員 Euan McKay氏)、沖縄科学技術大学院大学(コミュニケーション・広報ディビジョン・メディアセクションマネージャー 名取薫氏)、広島大学(シニアURA 三代川 典史氏)から事例紹介があった。国際的なプレスリリースは、各大学ともまだ始めたばかりであり、大学の規模などによらず共通する課題があること、また、その効果の測定法など大学間で情報共有できることなど、ディスカッションがあった。
 午後のセッションでは、国際情報発信をより有効に行うための方策について、沖縄科学技術大学院大学の森田洋平准副学長が今年3月に沖縄で開催された「国際科学広報に関するワークショップ2015」の報告があった。続けて、国際情報発信サイト「ResearchSEA」の角林元子氏(日本特派員)が英文プレスリリースを書く際のニュースとなるポイントを自身の科学記者としての豊富な経験から講演、また京都大学の今羽右左デイヴィッド甫(David H Kornhäuser)氏(国際・広報担当シニアURA)は、英文プレスリリースを深く掘り下げ、その効果的な構成の仕方、書き方について、徹底的な分析を行った。
 参加した各大学、研究機関などの研究者、リサーチ・アドミニストレーター(URA)、広報担当の事務職員ら約60人は、より効果的な研究力の国際科学広報のあり方などについて積極的な意見・情報交換をし、国際科学広報が各組織の活動を国際的に広め、研究力を高め、正当な評価を受けるための重要な手段であるということを再認識した。
 大学研究力強化ネットワークでは、昨年度より、国際情報発信タスクフォースにおいて、英文プレスリリースの配信プラットフォームに関する検討を行っており、その課題や、大学にとっての目的の整理、手法の検討など行っている。こうした情報をネットワーク参加校で共有することによって、大学等の国際情報発信力強化、ひいては、研究力強化を推進している。



EurekAlert!の紹介を行うブライアン・リン氏


東京大学の事例紹介を行う高祖歩美氏


東京大学の事例紹介を行うEuan McKay氏


沖縄科学技術大学院大学の事例紹介を行う名取薫氏


広島大学の事例紹介を行う三代川 典史氏

(午後)

講演を行う沖縄科学技術大学院大学の森田洋平氏


講演を行うResearchSEAの角林元子氏


講演を行う京都大学の今羽右左デイヴィッド甫氏



セッション#1「EurekAlert!を用いた国際情報発信についての勉強会」

1)EurekAlert!の概要説明(AAAS EurekAlert!担当マネジャー Brian Lin)

資料

2)EurekAlert!日本ポータル利用機関からの事例紹介

 

事例紹介1 東京大学 (東京大学 特任研究員 高祖歩美、特任研究員 Euan McKay)

資料

事例紹介2 沖縄科学技術大学院大学 (沖縄科学技術大学院大学 コミュニケーション・広報ディビジョン・メディアセクションマネージャー 名取薫)

資料

事例紹介3 広島大学 (広島大学 シニアURA 三代川 典史)

資料

セッション#2「国際情報発信をより有効に行うためのワークショップ」

1)国際情報発信をより有効に行うための方策についての報告
国際科学広報ワークショップ2015報告 (沖縄科学技術大学院大学 准副学長 森田洋平)

資料

2)英文プレスリリースの書き方ワークショップ

 

「英文プレスリリースの書き方」何がニュースか?(ResearchSEA 日本特派員 角林元子)

資料

「英文ブレスリリース解剖劇場:更なる深層」(京都大学 国際・広報担当 シニアURA David H Kornhauser)

資料


※参考資料
 英文プレスリリース作成のための学内個別アンケートのフォーマット(東京大学)
 資料



(2015.6.15)